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期限ブリーフ

Google Play ターゲットAPI 36 の期限:2026年8月31日に変わること

2026年8月31日から、Google Play に提出するほとんどの新規アプリとアプリの更新は、Android 16 すなわち API レベル 36 以上をターゲットにする必要があります。この記事では、端末タイプごとの正確なレベル、期限に間に合わなかったときに実際に起きること、期限延長の手順、移行の進め方、そしてほとんど誰も書かない論点であるクローズドテストの途中にあるアプリへの影響までを整理します。

API 36 スマホ、タブレット、Auto
API 35 Wear OS、Automotive
API 34 Android TV、Android XR
11月1日 期限延長の終了日

適用カウントダウン

まだ適用前
7 8月31日の期限までの日数
69 11月1日の期限延長終了までの日数
7月15日 ポリシー告知 8月31日 API 36 11月1日 延長終了 今日

Google Play は2026年8月31日から新しいターゲットAPIレベルの適用を開始します。影響を受けるデベロッパーはアプリごとに期限延長を申請でき、延長は2026年11月1日までです。この記事のどこも、アプリが削除されるまでの残り時間を数えているわけではありません。その違いが重要です。

クイックアンサー

2026年8月31日から、スマートフォン、タブレット、折りたたみ端末、Android Auto 向けに Google Play へ提出する新規アプリとアプリの更新は、Android 16 すなわち API レベル 36 以上をターゲットにする必要があります。Wear OS と Android Automotive OS への提出は API 35 以上、Android TV と Android XR は API 34 以上が必要です。更新しない公開済みのスマートフォン向けアプリでも、そのアプリがターゲットとするより新しい Android バージョンを搭載した端末の新規ユーザーに引き続き表示されるには API 35 が必要です。期限に間に合わなくてもアプリが削除されるわけではありません。要件を満たさないアップロードがブロックされ、その新規ユーザーからは検索とインストールができなくなるだけで、すでにインストールしたユーザーはそのまま使えます。影響を受けるデベロッパーは Play Console からアプリごとの期限延長を申請でき、延長は2026年11月1日までです。

期限:2026年8月31日 API 36 = Android 16 Wear + Automotive OS:API 35 TV + XR:API 34 更新しないアプリの基準:API 35 延長終了 2026年11月1日

この記事が各主張に付ける等級

  • 確認済みは、現行の Google のポリシーページまたはデベロッパー向けドキュメントにそのまま書かれている内容という意味です。この記事の大半がこれに当たります。確認済み
  • 一部確認は、Google のページが結論を裏づけてはいるものの、例外的なケースに触れていない、あるいは記述が食い違っているという意味です。一部確認
  • 現場報告は、Google のサポートフォーラムで開発者が繰り返し観測している内容です。切り分けには役立ちますが、ポリシーではありません。現場報告
  • 文書なしは、Google がそのケースについて何も公開していないという意味です。推測で埋めずに、そう書きます。文書なし

Google は Play ストアのターゲットAPIの下限を年に一度引き上げており、2026年は API 36 の周期です。分かりにくいのは数字ではありません。「ターゲットAPIレベルの要件」という1つの名前の下に、実は2つのルールが同居していることが分かりにくさの正体です。片方は何をアップロードできるかを決め、もう片方はそれより低い基準で、すでに公開されているアプリを誰がインストールできるかを決めます。この疑問で上位に出るページのほとんどが両者を混ぜてしまっており、その結果、作り直す必要のなかったアプリを作り直したり、本当は重要だった Play Console の警告を見過ごしたりすることになります。

この記事では2つを切り分け、端末タイプごとの数字を示し、そのうえで8月になると実際に当社の問い合わせ窓口へ届く質問に答えます。テスター12人が14日間連続で参加するクローズドテスト(closed testing)が半ばまで進んだアプリはどうなるのか、という質問です。PrimeTestLab はデベロッパーに代わってそのテスト側を担っているため、この日程の衝突を日常的に見ています。当該セクションの内容は、サービスを使う場合でも自分でテスターを集める場合でも同じように当てはまります。以下の日付とレベルはすべて2026年8月9日に Google 自身のページで確認しており、Google が実際には文書化していない事柄は、それらしい推測で埋めずにその旨を明示しています。

1文で分かるルール

2026年8月31日から、一般的なスマートフォン、タブレット、折りたたみ端末、Android Auto 向けのアプリを Google Play に提出するには、Android 16、API レベル 36 以上をターゲットにする必要があります。まったく新しいアプリでも、公開済みアプリの更新でも同じです。この1文でほとんどの読者の状況は説明できます。例外と、手を加えないアプリに適用される別のより低い基準が、この記事の残りのテーマです。

Google の表現そのまま、断片ごとに

"Starting August 31, 2026" · アプリは "must target Android 16" · 既存アプリは "Android 15 (API level 35)" · 要件を満たさないアプリは "stop being discoverable" · デベロッパーは "extension to November 1, 2026" を申請可能

Google Play のターゲットAPIレベル要件ページ、Play Console ヘルプの記事 11926878 から断片ごとに引用し、2026年8月9日に確認しました。引用なので原文の英語のまま掲載しています。Google は2026年7月15日に毎年のポリシー告知を公開しました。確認済み

名前は1つ、ルールは2つ

Google は「ターゲットAPIレベルの要件」という表現を、まったく挙動の違う2つのものに使っています。この2つを分けて理解しておくことが、このページでできる最も価値のあることです。

ルール1

提出のルール

アップロードした瞬間に効きます。2026年8月31日から、スマートフォン向けアプリのバンドルはターゲットAPI 36 以上を宣言する必要があり、新規アプリでも更新でも同じです。リリースを止めるのはこちらのルールです。

  • 引き金はカレンダーではなくアップロードです
  • 新規アプリと更新で基準は同じです
  • Google のデベロッパー向けドキュメントは、アップロードされた APK がターゲットAPI要件を満たす必要があるとしており、テストトラックの例外は設けていません

ルール2

掲載のルール

まったく手を加えないアプリに適用されます。公開済みのスマートフォン向けアプリが、アプリのターゲットより新しい Android バージョンを搭載した端末の新規ユーザーに表示され、インストールされ続けるには API 35 以上が必要です。

  • 基準は 36 ではなくAPI 35です
  • 影響を受けるのは全員ではなくより新しい端末の新規ユーザーです
  • すでにインストールしたユーザーは、対応バージョンでの検索、再インストール、利用がそのまま続きます

つまり、更新の予定がないまま API 35 で静かに動いているアプリは、ルール2の観点では8月31日時点で要件を満たしており、何かをリリースしようとした瞬間にルール1の観点で要件を満たさなくなります。これは矛盾ではなく設計です。Google はストアに残るものの基準よりも、ストアに新しく入るものの基準を速く引き上げています。

Google が正確に定義している3つの言葉

このポリシーは3つの用語に依存しており、それぞれの意味が、あなたがどちらのルールの下にいるかを決めます。

  • 新規アプリ:「まだ Google Play で公開されていない」アプリです。あるパッケージ名の最初のアップロードを指します。
  • 既存アプリ:すでに Google Play で公開されているアプリです。
  • アプリの更新:現在のバージョンを置き換えるために審査へ提出する、既存アプリの新しいバージョンです。更新は掲載のルールではなく提出のルールで判断されます。

文書化された例外が1つあります。社内配布のために特定の組織に限定された恒久的な限定公開アプリは、ターゲットAPIレベルの要件の対象外です。一般公開のアプリを公開しているなら対象内です。確認済み

端末タイプ別の要件

「Android アプリ」は1行では表せません。スマートフォン、タブレット、折りたたみ端末、Android Auto はAPI 36まで上がります。Wear OS と Android Automotive OS はAPI 35で止まります。Android TV と Android XR はAPI 34で止まります。更新しないアプリの基準はさらに低く、下の切り替えで2つの組を行き来できます。

必要なターゲットAPIレベル

2026年8月31日以降に提出する新規アプリまたはアプリの更新の最低ターゲットです。どちらの場合も同じ基準を使います。

更新しない公開済みアプリが、そのアプリのターゲットより新しい Android バージョンを搭載した端末の新規ユーザーに引き続き表示され、インストールされるための最低ターゲットです。

  • スマートフォン、タブレット、折りたたみ端末 API 36+ Android 16。一般ルールであり、多くの読者がこの記事にたどり着いた理由でもあります。
  • Android Auto API 36+ 一般的なモバイルのルールに従います。ターゲットが低い例外としては挙げられていません。一部確認
  • Wear OS API 35+ Android 15。
  • Android Automotive OS API 35+ Android 15。これは Android Auto ではなく、車両側の OS です。
  • Android TV API 34+ Android 14。この提出基準は2025年8月31日からすでに適用されています。
  • Android XR API 34+ Android 14。2026年8月31日から適用されます。
  • スマートフォン、タブレット、折りたたみ端末、Auto API 35+ これを下回ると、アプリのターゲットより上の Android バージョンを使う新規ユーザーはアプリを見つけることも入れることもできません。
  • Wear OS API 34+ このレベルを下回ると、より新しい Wear OS の新規ユーザーに対して制限されます。
  • Android Automotive OS API 32+ Android 12L。API 31 以下をターゲットにすると、より新しい Automotive OS の新規ユーザーが制限されます。
  • Android XR API 34+ API 33 以下をターゲットにすると、より新しい XR の新規ユーザーが制限されます。
  • Android TV API 34+ 34 を安全な数字とお考えください。ここで Google のページの記述が食い違っています。下の注記をご覧ください。一部確認

出典:Google Play のターゲットAPIレベル要件(Play Console ヘルプの記事 11926878)と Android Developers の target SDK 一覧で、いずれも2026年8月9日に確認しました。値は推奨ではなく最低値です。基準より高くすることは常に認められています。

Android Auto は Android Automotive OS ではありません

この2つの名前は毎年、開発者の時間を実際に奪っています。Android Auto はスマートフォンのアプリを車載画面に映すもので、アプリ自体はスマートフォン向けアプリなのでスマートフォンのルール、つまり API 36 に従います。Android Automotive OS は車両そのもので動く OS で、ターゲットが低い例外として名指しされている1つです。こちらは API 35 です。メディアや地図のアプリを両方に出す場合は、高いほうが必要になります。

記録に残る矛盾

現行の Google のページは、ある箇所では API 33 以下をターゲットにする Android TV アプリは制限されるとしており、端末タイプ別の詳細セクションでは API 33 は要件を満たすとしています。API 32 はどちらの記述でも明確に分類されていません。Google 自身の最も権威ある文書の中で2つの記述が食い違っているため、この記事はどちらかに軍配を上げるのではなく、TV についてはAPI 34 を安全な実務上のターゲットとして案内します。一部確認

自分のアプリは対象? 3つの質問に答えてください

8月31日があなたの問題かどうかは3つで決まります。これから何をするのか、どの端末タイプ向けに公開しているのか、そして現在のビルドが実際に何をターゲットにしているのかです。下のツールは Google が公開している基準をその組み合わせに当てはめ、2つのルールのどちらの下にいるかを示します。

インタラクティブ

ターゲットAPI期限チェッカー

どこにも送信されません。Google が公開しているターゲットレベルを使い、ブラウザの中だけで判定します。

1 これから何をしますか。

2 どの端末タイプですか。

3 最新ビルドのターゲットは何ですか。

3つの質問すべてに答えると判定が表示されます。

値は Google のターゲットAPIレベル要件ページに基づき、2026年8月9日に確認しました。

判定に問題なしと出た場合でも、最後の期限前チェックリストには目を通してください。「ソースではターゲット 36 になっている」と「Google が評価した成果物が 36 を宣言している」は別の主張だからです。この周期でいちばんよくある思い込みは、アップロードしたバンドルではなく Gradle ファイルを読んで安心してしまうことです。

8月31日に間に合わないと実際に起きること

どちらのルールの下にいるかで結果は2つに分かれます。基準を下回るビルドをアップロードしようとすると、その提出は要件を満たしません。公開済みのアプリを掲載基準より下のままそのままにしておくと、そのアプリがターゲットとするより新しい Android バージョンを搭載した端末の新規ユーザーからは検索とインストールができなくなります。どちらも削除ではありません。

アップロードしようとした場合

提出側の結果

Google のデベロッパー向けドキュメントは、アップロードされた APK が Play のターゲットAPI要件を満たす必要があると明記しています。特定のリリーストラック、小規模なアプリ、初めてのデベロッパーに対する例外は公開されていません。端末タイプの基準を下回るバンドルは要件を満たさないため、要件を満たす成果物を出すまでリリースの経路は閉じたままになります。確認済み

この結果が何にひも付いているかに注目してください。アップロードという行為です。カレンダーだけでは、すでに公開されているビルドには何も起きません。だからこそ、9月1日には何の問題もなかったアプリが、バグ修正をリリースすると決めただけで9月2日にはブロックされる、ということが起こります。

公開済みアプリを基準より下のまま置いた場合

競合ページが「アプリが消える」と書いている部分ですが、重要な点で誤りです。Google の表現は、アプリが特定のユーザー層から「検索されなくなる」というものです。具体的には次のとおりです。

  • より新しい端末の新規ユーザーは利用できなくなります。ユーザーの端末がアプリのターゲットより高い Android バージョンを実行している場合、Google Play はそのユーザーにアプリを表示せず、インストールもしません。
  • より古い端末の新規ユーザーには影響ありません。アプリのターゲットと同じか、それより低い API レベルの端末であれば、引き続きアプリを受け取れます。
  • すでにインストールしたユーザーには影響ありません。一度インストールした人は、対応する Android バージョンであれば引き続き検索、再インストール、利用ができます。
  • ディープリンクは事実を伝えます。条件に合わないより新しい端末で Play ストアのリンクを開いたユーザーには、このアプリが「古いバージョンの Android 向けに作られている」旨が表示されます。

起きないこと

毎年8月になると、このポリシーは Google のサポートフォーラムで同じ4つの不安を生みます。そのどれも、ターゲットAPIレベルのページが説明している内容ではありません。

起きないこと

4つの誤解

  • アプリが Google Play から削除される
  • インストール済みのアプリがユーザーの端末から消える
  • この日付を過ぎたことでデベロッパーアカウントが停止される
  • 8月31日に既存ユーザー全員がアプリを失う

ポリシーが述べていること

実際の結果

  • 要件を満たさないアップロードは提出の要件を満たさない
  • より新しい端末の新規ユーザーに対して検索とインストールが止まる
  • ストアの掲載情報自体と既存のインストール済みユーザーは影響を受けると説明されていない
  • 影響を受けるアプリごとに期限延長を申請できる

特にアカウント停止については、周期ごとに開発者から質問が出ますが、ターゲットAPIレベルのポリシーページには、この期限だけを過ぎたことでデベロッパーアカウントが停止されるとは書かれていません。書かれているのは提出のブロックと新規ユーザーへの掲載制限です。停止は別のポリシーが定めているため、アプリ単位の配信の問題として扱ってください。確認済み

API 36 をターゲットにすると古い端末のサポートは切れますか

それだけで切れることはありません。targetSdk はアプリがどの Android 動作レベル向けに作られ、テストされたかを宣言します。minSdk はアプリをインストールできる最も古い Android バージョンを決めます。2つは別々の数字で、ターゲットを 36 に上げても最小値がつられて上がることはありません。コードと更新した依存関係の互換性が保てる限り、アプリはその最小値までの古い Android バージョンを引き続きサポートできます。

周期ごとに最も大きな不安を生むのがこの誤解です。開発者が「Android 16 をターゲットにする必要がある」を読み、「Android 16 でしか動かない」という意味だと受け取り、Google が自分のリーチできる端末の大半を消し去ったと結論づけてしまいます。下で最小値を動かして、実際に何が変わるのかご確認ください。

インタラクティブ

インストールのはしご:ターゲット 36 が変えるものと変えないもの

プロジェクトの最小 SDK を選んでください。ターゲットは Google Play が求めるレベルである 36 に固定されています。

あなたの targetSdk 36
  • 21 5.0
  • 22 5.1
  • 23 6
  • 24 7.0
  • 25 7.1
  • 26 8.0
  • 27 8.1
  • 28 9
  • 29 10
  • 30 11
  • 31 12
  • 32 12L
  • 33 13
  • 34 14
  • 35 15
  • 36 16
引き続きインストールできる範囲

Android 7.0 以降のすべてのバージョン、つまり API レベル 13 個分です。ターゲットを上げてもここは何も変わっていません。

ターゲット 36 が実際に変えるもの

Android 16 の動作がAndroid 16 の端末でアプリに適用されます。まだ Android 7.0 を使っているユーザーには、この期限による動作の変化はありません。

3つの数字と、Google Play が見ているもの

審査対象

targetSdk

アプリがどの動作レベル向けに設計しテストしたかを宣言する値です。Play のポリシーが見ているのはこの数字です。36 に設定してください。

ポリシーの確認対象ではない

compileSdk

コンパイラが使える API の範囲です。Google Play が確認する値ではありませんが、Android 16 向けにビルドしてテストするために通常は36へ一緒に上げます。

そのままにする値

minSdk

アプリをインストールできる最も古い Android バージョンです。この期限はここに触れません。コードや依存関係が要求しない限り、そのままにしてください。

正直に残る1点

ターゲットを上げても誰がインストールできるかは変わりませんが、Android 16 の端末でアプリがどう動くかは確かに変わります。それがこのポリシーの目的そのものであり、この移行が1行の修正ではなくテストの仕事である理由です。優先度の高い Android 16 の動作変更は下にまとめてあり、ご自身の機能リストに合わせて実行できるスキャナーも用意しています。

いまアプリがクローズドテスト中の場合

新しい個人用デベロッパーアカウントでテスター12人、14日間連続の必須クローズドテストを回している場合、期限はその期間のちょうど真ん中に落ちてきます。安全な進め方は、8月31日より前に API 36 のビルドを同じクローズドトラックへ入れておき、すべてのテスターをオプトインの状態に保ち、期限のせいでトラックを変えたりテスターを集め直したりしなくて済むようにすることです。

Google のターゲットAPIのページと Google のクローズドテストのページは、別々のチームが別々の目的で書いた文書であり、どちらも相手側に触れていません。そこに本当の空白が生まれるので、正直なやり方は、文書化されている領域がどこで終わるのかを正確にお見せすることです。

確認できること

  • 該当する新しい個人アカウントは、製品版へのアクセスを申請する前に、14日以上連続でオプトインしているテスター12人以上を対象にクローズドテストを実施する必要があります。これは2023年11月13日以降に作成した個人アカウントに適用されます。確認済み
  • Google のデベロッパー向けドキュメントは、アップロードされた APK が Play のターゲットAPI要件を満たす必要があるとしており、テストトラックの例外は公開していません。この記述はテスト専用ではなくトラックを問わない書き方なので、期限後にクローズドトラックへ新しくアップロードするビルドは API 36 が必要だという前提で計画してください。これは強い推論であって、テストトラックについて文書化されたルールではありません。一部確認
  • Google 自身の案内は、問題を修正しながらクローズドテスト中のアプリを更新し続けることを勧めており、対象期間を固定された1つの成果物ではなくテスターのオプトインの継続を基準に定義しています。確認済み
  • 内部テストは上限がテスター100人で、資格要件を満たすクローズドテストの代わりにはなりません確認済み

Google が文書化していないこと

未解決の論点

8月31日より前に、より低いターゲットで受理されたクローズドのリリースが、適用開始後も動き続けるのか、一時停止されるのか、取り下げられるのかについて、Google はどこにも書いていません。探しましたが公開されていません。実行中のテストが必ず止まる、あるいは確実に問題ないと自信を持って書いているページがあれば、それは空白を推測で埋めています。文書なし

答えが分からない以上、正しい戦略は答えを当てにいくことではありません。期限より前に要件を満たすビルドをトラックに置いておき、その問い自体を意味のないものにすることです。どちらの結果になっても安全ですし、古い成果物がそのまま動き続けたとしても損はありません。

どちらに転んでも安全な手順

  1. 同じクローズドトラックと同じテスターグループを維持する

    API 36 のビルドのために新しいトラックを作らず、オプトイン中のテスターを外さないでください。Google が数える14日間の継続はテスターがオプトインを保っているかどうかの話なので、守るべき資産はその参加名簿です。

  2. API 36 は期限当日ではなく、その前にビルドしてテストする

    移行を独立した作業として扱い、専用のテスト工程を用意してください。画面端まで広がるレイアウトの崩れを8月30日に見つける日と、8月10日に見つける日はまるで違います。

  3. 既存のクローズドトラックへ versionCode を上げてアップロードする

    既存のバンドルを置き換えるバンドルは、必ず versionCode を上げる必要があります。Google は対象期間をテスターのオプトインの継続を基準に定義し、テスト中も問題を修正し続けることを明示的に勧めていますが、あらゆるビルド差し替えの状況を網羅する絶対的な保証は公開していません。同じトラックと同じオプトイン中のテスターを保ち、アップロード後に Play Console のカウンターを確認してください。今回が最初の周期なら、テスト中の更新の仕組み全体を読んでおく価値があります。

  4. リリースが実際にテスターへ届いたか確認する

    公開されたリリースと届いたリリースは同じではありません。クローズドのリリースが実際に配信中か、versionCode が上がっているか、オプトイン名簿のテスターが更新を見られるかを確認してください。

  5. 処理完了後にポリシーの状況を再確認する

    バンドルの処理に時間を置いてから、アプリのポリシーの状況ページをもう一度開いてください。ターゲットAPIの警告が残っている場合は、手当たり次第にリリースを削除するのではなく切り分けリストを進めてください。

  6. 移行が本当に間に合わないときだけ期限延長を申請する

    延長は2026年11月1日までの時間を確保するもので、影響を受けるアプリごとに申請します。技術作業を止める理由にはなりません。

毎日利用という言い伝えについて

移行ビルドを出している間に、テスター12人全員が毎日アプリを開かないとテストがリセットされる、という話を目にすることになります。Google が公開している要件は14日間の継続的なオプトインであり、テスターが実際に利用したかどうかはそれとは別に見ています。1日1回といったノルマは公開されていません。儀式ではなく実際の利用を目指してください。確認済み

2026年11月1日までの期限延長を申請する方法

影響を受けるデベロッパーは、2026年11月1日まで配信を維持できる期限延長を申請できます。申請はアプリごとで、そのアプリの Play Console のポリシー警告から始めます。Google はこれを自動、保証付き、恒久的な免除とは説明していないため、申請中も移行は進めてください。

Google Play Console · 実際のスクリーンショット クリックで拡大 Google Play Console の Issue details ページ。App must target Android 16 (API level 36) or higher の警告と Action by Aug 31 のパネル、サイドの Request more time ボタンが表示されています
Play Console の実際の Issue details ページです。警告のタイトル、「Action by Aug 31」のパネル、そして前の手順で期限延長の申請を始める「Request more time」ボタンが見えます。ラベルが英語なのはスクリーンショットにそう表示されているからです。訳を作らず、画面に見えるとおりに記載しています。
Play Console アプリを選択 Policy status ターゲットAPIの警告 期限延長のフォーム
  1. Play Console で対象のアプリを開く

    期限延長はアカウント単位ではなくアプリ単位です。複数のアプリを公開している場合は、影響を受けるアプリごとにこの手順を繰り返すことになります。

    確認済み
  2. ポリシーの状況へ移動する

    Google が要件未達と判断したアプリにだけターゲットAPIの問題が表示されます。すでに要件を満たしているアプリには、延長する対象も見つけるべきフォームもありません。

    確認済み
  3. ターゲットAPIの警告または問題の詳細を開く

    上のスクリーンショットに写っている問題のタイトルは App must target Android 16 (API level 36) or higher です。文言はアプリごと、また展開の段階によって変わる可能性があるため、保証された共通の文字列ではなく、実際のアカウント1件で確認された表示として受け取ってください。

    確認済み
  4. 問題の画面または通知にある期限延長のリンクをたどる

    Google は影響を受けるデベロッパーの一部を、問題のパネルではなくアプリの通知経由で誘導します。選択肢がないと判断する前に、両方をご確認ください。

    確認済み
  5. 求められた情報を送信する

    Google は公開ヘルプページに正確な質問項目を掲載していないため、どこかで見かけた「こう聞かれる」という一覧は未確認の情報として扱ってください。実際の移行計画に基づいてお答えいただければ十分です。

    一部確認
  6. 2026年11月1日を最終期限として扱う

    期限延長は日付を動かすだけで、要件をなくすものではありません。8月31日までに終わらなかった作業は、11月1日までには終わっている必要があります。

    確認済み
  7. 申請中も移行を進める

    Google の表現のどこにも承認を約束する箇所はありません。まだ受け取っていない期限延長を前提に計画を立てることが、この周期で最も高くつく思い込みです。

    一部確認

ここでも Google の記述が食い違っています

現行の Google のページのある箇所は、期限延長のフォームは「年内に」利用できるようになると述べており、同じ文書の FAQ はポリシーの状況ページの警告の詳細からフォームを利用できると述べています。2つの記述が同じ文書の中にあります。実務的な読み方はこうです。ご自身のアプリのポリシーの状況と通知を直接確認してください。ボタンがないことは対象外を意味しませんし、ボタンが見えることは全員にあることを意味しません。一部確認

もう1点、覚えておくと役に立つ区別があります。Google は期限延長の注記を API 36 の要件に付けており、本文ではたいてい延長を既存アプリの配信を保つ仕組みとして説明しています。新規アプリ、更新、既存アプリのすべての組み合わせを同じ精度で説明しているわけではありません。予定している特定のアップロードまで延長がカバーすると考える前に、ご自身のアプリの警告が何をカバーすると書いているかをお読みください。

アプリを API 36 に上げる手順

手順は4つです。API 36 の SDK を入れ、compileSdktargetSdk を 36 に上げ、その過程で壊れる依存関係を更新し、Android 16 の動作変更をテストします。数字を変えるのは1行の修正です。アプリが問題なく動くと示すことが本当の移行作業です。

手順1:Android 16 の SDK を入れる

Android Studio を開き、SDK Manager から API レベル 36 用の Android SDK Platform を、現行の 36.x.x ビルドツールと一緒にインストールしてください。プラットフォームが入っていないと、compileSdk を上げたときに、自分のした作業とは無関係に見えるビルドエラーが出るだけになります。

手順2:ビルドでレベルを上げる

ご自身のスタックを選んでください。ファイルのパスと具体的な行は違っても、目的地は同じです。アップロードするバンドルの中のマニフェストがターゲット 36 を宣言していることです。

インタラクティブ

ビルドスニペット生成ツール

スタックを選ぶと、編集するファイルと変更する行が表示されます。

緑 = 変更する行 · 取り消し線 = 置き換えられる行

app/build.gradle.kts
android {
    compileSdk = 36

    defaultConfig {
        applicationId = "com.example.app"
        minSdk = 24
        targetSdk = 36
        versionCode = 2
        versionName = "1.0.1"
    }
}

minSdk はそのままにしてください。このポリシーの対象ではありません。アップロードするすべてのバンドルで versionCode を上げる必要があり、クローズドテスト内での差し替えも同じです。

app/build.gradle
android {
    compileSdk 36

    defaultConfig {
        applicationId "com.example.app"
        minSdkVersion 24
        targetSdkVersion 36
        versionCode 2
        versionName "1.0.1"
    }
}

古いプロジェクトではまだ compileSdkVersion を使っている場合があります。値が 36 に達し、プロジェクトがビルドできるなら、どちらの書き方でも問題ありません。

android/app/build.gradle.kts
android {
    compileSdk = flutter.compileSdkVersion
    compileSdk = 36

    defaultConfig {
        targetSdk = flutter.targetSdkVersion
        targetSdk = 36
    }
}

Flutter のプロジェクトは既定でツールチェーンからレベルを継承します。36 を明示的に固定するのが確実で、そのうえで Flutter SDK とプラグインを更新し、固定した値がツールチェーンと衝突しないようにしてください。

android/build.gradle
buildscript {
    ext {
        buildToolsVersion = "36.0.0"
        minSdkVersion = 24
        compileSdkVersion = 36
        targetSdkVersion = 36
    }
}

React Native はレベルをアプリのモジュールではなくルートの android/build.gradle の ext ブロックに置いています。React Native 本体と、古いコンパイルレベルを固定しているネイティブモジュールも更新してください。

android/variables.gradle
ext {
    minSdkVersion = 24
    compileSdkVersion = 36
    targetSdkVersion = 36
}

Capacitor や Cordova のようなラッパーはレベルを変数ファイルに置いています。編集後はプラットフォームの同期処理を実行して、変更が生成される Android プロジェクトまで反映されるようにしてください。

Unity Player Settings Android Other Settings Target API Level

Unity はターゲットレベルをファイルではなくエディタ上で設定します。上の経路が英語なのは、エディタがそのように表示するからです。Target API Level を API 36 の項目に設定し、Unity が参照している SDK Manager でそのプラットフォームを入れたうえで、プルダウンを信じるのではなくビルドされたバンドルを確認してください。お使いの Unity のバージョンに API 36 の選択肢がない場合、それは設定の問題ではなくエディタの更新の問題です。

Gradle ファイルはありませんし、探しに行く必要もありません。App Inventor、Thunkable、Kodular、Glide のようなビルダーは Android プロジェクトを代わりに生成するため、ターゲットAPIレベルを決めるのはあなたではなくプラットフォームの書き出し機能です。

  • ビルダーのリリースノートやステータスページで、Android 16 と API 36 への対応を確認してください。
  • プラットフォームが対応を出したら、ビルドと書き出しをやり直してください。以前に書き出したものは、いつダウンロードしても古いターゲットのままです。
  • 新しいバンドルをアップロードし、その成果物について Play Console が報告するターゲットレベルを確認してください。
  • プラットフォームがまだ API 36 に対応していない場合、それこそが11月1日までの期限延長が存在する理由です。

手順3:依存関係とフレームワークのツールを更新する

コンパイルレベルを上げると、古い依存関係が壊れます。Android Gradle Plugin、Gradle 本体、Kotlin、AndroidX のライブラリ、Google Play services、そしてネイティブコードを含む広告や分析の SDK にまで手が及ぶとお考えください。この記事はあえて「正しいバージョン」を書きません。互換のあるバージョンは毎週変わり、ここに固定した一覧は2週間もすれば読者を誤らせるからです。移行するその日に、ご自身のフレームワークの最新リリースノートから取ってください。

手順4:ビルド、アップロード、成果物の確認

  • 署名済みの Android App Bundle を生成し、versionCode を上げてください。
  • デバッグビルドではなくリリースの成果物をテストしてください。コード圧縮とリソース圧縮は、デバッグビルドが隠していた問題を表に出します。
  • 目的のトラックにアップロードし、その成果物がターゲットAPIレベル 36 を報告することを Play Console で確認してください。
  • 処理が終わったら、有効なトラックをすべて見直し、ポリシーの状況を開き直してください。

ソースではなく成果物を確認する

Google が評価するのは、アップロードしたバンドルの中のマニフェストです。ビルドバリアントの取り違え、古い flavor、キャッシュに残った書き出し、値を黙って上書きするフレームワークは、いずれも「ターゲット 36 のプロジェクト」と「そうではない成果物」を同時に作り出します。毎回 Play Console で数字を読み返して確認してください。

API 36 をリリースする前にテストする Android 16 の動作

API 36 をターゲットにすると、Android 16 の端末でアプリに Android 16 の動作が有効になります。優先度の高い項目は、画面端まで広げるレイアウト、予測型「戻る」、大画面での向きの自由度、健康関連の権限、固定間隔のスケジューリング、テキストレイアウトです。下で当てはまるものを選ぶと、一般論ではなくご自身のアプリ向けのテスト一覧が出ます。

インタラクティブ

Android 16 リスクスキャナー

アプリが行っていることをすべて選んでください。下の一覧が都度作り直されます。

当てはまるものを選ぶと、テストすべき内容が表示されます。

画面端まで広げるレイアウトと予測型「戻る」:影響範囲が最も広い2つ

画面端まで広げるレイアウトは、アプリが特殊な API を使っていなくても引っかかるため影響範囲が広くなります。Android 16 では、API 36 をターゲットにするアプリは従来の除外用の属性を使えなくなるので、システムバーが場所を空けてくれる前提だったコンテンツがその下に潜り込みます。症状は見た目の問題に見えますが、主要なボタンがジェスチャーバーの下に隠れてタップできなくなった瞬間から実害になります。

予測型「戻る」も同じくらい影響範囲が広い項目です。アプリが従来方式の「戻る」処理を登録している場合、ターゲット 36 で予測型「戻る」が既定で有効になったあと、その経路が以前どおりには呼ばれない可能性があります。モーダル、WebView、未保存の入力があるフォーム、終了直前の最後の画面まで、あらゆる階層から「戻る」をテストしてください。

ターゲット 36 の共通の破壊要因ではないもの

複数のページがより安全なインテントの一致ローカルネットワーク権限を、API 36 のアプリなら必ず対応すべき項目として挙げています。Android 自身のドキュメントは、どちらも Android 16 では任意で有効にする機能だと説明しており、より広い適用は今後の話として書いています。有効にしているならテストしてください。ただし、ターゲットレベルを上げたというだけの理由でインテントフィルタを書き直したり、ネットワーク権限を追加したりはしないでください。確認済み

16 KB ページサイズの要件はどうなりますか

別の要件、別の日付、同じアプリ群です。ターゲットAPIの期限は、マニフェストが宣言するレベルの話です。16 KB ページサイズの要件は、ネイティブライブラリがメモリページ 16 KB の端末で動作するかどうかの話です。Google の現行の案内は、16 KB に対応していない対象アプリの更新をリリースできなくなる日付として2027年2月1日を示しています。

  • 対象:Google の要件は、64ビットの Google Play 対象端末で API 35 以上をターゲットにするアプリに適用されます。そのうち、ネイティブの .so ライブラリを直接または SDK 経由で同梱しているアプリが、明示的なリビルドとアライメントの作業を要する可能性が高い側です。アプリが Kotlin や Java だけで書かれているなら概ねすでに互換ですが、決めつけずにテストしておく価値はあります。
  • そうではないもの:2026年8月31日のターゲットAPI期限の一部ではなく、片方を満たしたからといってもう片方を満たすわけでもありません。
  • 同時に来る理由:今月ターゲットレベルを上げる人はどのみちリビルドすることになり、そのときにページサイズの問題が表面化します。この時期の重なりが、2つを混同させる原因です。

古い日付を書き写さないでください

ウェブ上に残る相当量の資料が、16 KB の適用日として2025年11月1日を挙げています。Google の現行ページがそれを置き換えました。2026年8月9日時点で有効な日付は2027年2月1日であり、いまだに2025年の日付を引用しているページは、その変更以降に確認し直していないということです。確認済み

アプリがネイティブライブラリを同梱している場合は、ページサイズの確認を API 36 のビルドに土壇場で押し込むのではなく、専用のテスト工程を持つ独立した作業として扱ってください。2つの変更はビルドの別々の部分に触れており、両方を同時にデバッグすることこそ、1週間の移行が3週間になる道筋です。

API 36 をアップロードしたのに警告が残っています

たいていは3つのどれかです。バンドルの処理がまだ終わっておらずポリシーの状況が更新されていない、より古い成果物が別の有効なトラックに残っている、あるいはプロジェクトは 36 でもアップロードした成果物が実際には 36 を宣言していない、のいずれかです。順に見ていってください。リリースの削除から始めてはいけません。

いま開発者が報告している問題のタイトルは Your app must target Android 16 (API level 36) or higher で、Play Console の画面どおり英語です。Google はすべてのアップロード経路について標準のエラー文言の全文を公開したことがないため、ネット上で見つかる正確な文言は、これも含めて公式ではなく観測された事例として扱ってください。

API 36 をアップロードした数分後に警告が出ました 現場報告
考えられる原因
Play Console がまだポリシーの状態を更新していません。バンドルの処理とポリシーの評価は即座には終わらず、同じ工程でもありません。
確認すること
リリースの処理が完全に終わったことを確認したうえで、何度も再読み込みするのではなく、しばらく時間を置いてからポリシーの状況を開き直してください。
根拠
Google の Product Expert が、まさに同じ状況の開発者に対して、通知は数日のうちに消える可能性があると伝えた事例があります。Product Expert はポリシーの作成者ではなく、Google も解消までの保証時間を公開していないため、約束ではなく参考になる兆候として受け取ってください。
製品版は API 36 なのに警告が消えません 現場報告
考えられる原因
より古い成果物が別のトラックでまだ有効です。内部、クローズド、オープン、ベータ、そして部分的に配信された段階的公開が、いずれも低いターゲットのバンドルを保持している可能性があります。
確認すること
有効なトラックを1つずつ回って versionCode を比べてください。特に、数か月前に用意して忘れていた内部トラックを探してみてください。
やらないこと
警告を消したいからといって、手当たり次第にリリースを削除したり停止したりしないでください。クローズドテストの途中なら、衝動的なトラック変更で取り戻せないテスターの継続性を失うおそれがあります。
Gradle では 36 なのに Play Console はより低いレベルを報告します 強い推論
考えられる原因
アップロードした成果物が、自分でビルドしたと思っている成果物ではありません。ビルドバリアントの取り違え、古い flavor、キャッシュに残った書き出し、別ブランチを見ている CI ジョブが、いずれもこの状態を作ります。
確認すること
ソースではなく、Play Console でアップロード済みのバンドルそのものを確認してください。Google が評価するのはバンドルの中のマニフェストだけです。
使っているビルダーが低いターゲットで書き出し、変更できません 現場報告
考えられる原因
ノーコードまたはローコードのプラットフォームが、まだ Android 16 の書き出しに対応していません。プロジェクトの中から自分で直せる問題ではありません。
確認すること
提供元のリリースノートやステータスページを確認し、対応が入った時点でビルドと書き出しをやり直してください。以前の書き出しをあとからダウンロードしても、ターゲットレベルは更新されません。
間に合わない場合
まさにこの状況のために11月1日までの期限延長があります。
API 36 のビルドが落ちる、またはレイアウトが崩れます 確認済み
考えられる原因
新しいターゲットによって有効になった Android 16 の動作変更か、より高いコンパイルレベルに追いついていない依存関係です。
確認すること
機能リストに対して動作リスクスキャナーを実行し、そのうえで Android 16 の端末でテストしてください。画面端まで広げるレイアウトと予測型「戻る」が最も影響範囲が広いので、まずその2つから確認してください。
コンソールのどこにも期限延長のリンクがありません 一部確認
考えられる原因
アプリがすでに要件を満たしている、フォームの段階的な提供がまだアカウントに届いていない、あるいは警告がその選択肢を出す状態になっていない可能性があります。
確認すること
アカウント単位のメニューではなく、そのアプリのポリシーの状況と通知を確認してください。影響を受けるすべてのアカウントがすでにフォームを見られるのかについて、Google のページ自体の記述が食い違っています。
クローズドテストのテスターに新しいビルドが届きません 一部確認
考えられる原因
versionCode、リリースの状態、テスターの対象条件、あるいは単純な処理の遅延です。
確認すること
新しいバンドルの versionCode が上がっているか、クローズドのリリースが下書きではなく実際に公開されているか、テスターグループがそのトラックに紐づいているか、探しているテスターがまだオプトイン中かを確認してください。
関連記事
そもそもテスターが数えられていなかった場合は別の問題です。テスターを12人追加したのに Play では0人と表示される場合をご覧ください。

ある習慣を1つ持つだけで、この種の問題はほぼ恒久的に片付きます。アップロードのたびに、Play Console の成果物からターゲットAPIレベルを読み返し、versionCode の隣に書き留めておくことです。10秒で済み、「直したはずなのに」という種類の問題がまるごと1週間から消えます。

期限前チェックリスト

実際に起きる順で14項目です。最後の4つが飛ばされやすく、そして警告が消えるかどうかを決めるのもその4つです。

インタラクティブ

API 36 移行トラッカー

進めながらチェックを入れてください。保存されないので、一度に終えるかタブを開いたままにしてください。

14件中 0件 完了

まだ何もチェックされていません。上から順に進めてください。

この期限で PrimeTestLab が担う範囲

境界をはっきりさせておきます。当社はお客様のコードを移行しません。targetSdk を上げ、依存関係を更新し、Android 16 の動作変更を直す作業はお客様のビルドの領域で、この記事がその部分に対する当社の貢献のすべてです。当社が担うのは衝突しているもう半分、新しい個人アカウントが製品版にたどり着くために必要な実機の実際のテスター12人による14日間連続のオプトインです。

問題は時期が重なることです。2026年8月に初めて公開する人は、互いに無関係な難しい作業を同じ期間に2つ求められます。API 36 のビルドを出すことと、資格要件を満たすクローズドテストを2週間続けることです。ビルドは解ける技術課題です。実在する12人を集め、実機で14日間オプトインの状態に保つことのほうが、静かに1か月を食いつぶす側です。

クローズドテストを自分でやる場合と任せる場合

Google が求めること 自分でやる場合 PrimeTestLab と進める場合
テスター12人のオプトイン 実在の人を探し、確認し、催促したうえで、オプトインし続けたことまで示す必要があります テスターを割り当て、オプトインの状態を代わりに管理します
14日間連続 1人が途中でオプトアウトすると、必要な継続が途切れます 14日間を通して継続を見守ります
実機と実際の利用 エミュレータや動きのないアカウントは、本当のテストとは見なしにくいものです Android 7 から 17 までをカバーする実際の Android 端末
期限より前に始めること 集めるには現実には数日から数週間かかり、12人そろって初めて時計が動き始めます テストは通常4~6時間以内に始まります
テスト工程の費用 支出はありませんが、8月のどれだけを持っていかれるかは読めません $19.99から、別途サービス手数料5%、支払いは1回、サブスクリプションなし
テストがうまくいかなかったとき 新しいグループで14日間を最初からやり直します 無料再テストまたは全額返金

製品版へのアクセスを判断するのは Google であり、当社でも他のどのサービスでもありません。運用代行が取り除くのはテスターを集めることと継続を保つことのリスクで、初めて公開する方が実際につまずくのはまさにその工程です。テスト実績7,400+本での成功率は99.9%です。

今月の進め方の順番

2つの課題を同時に抱えている場合は、順番にではなく並行で進めてください。クローズドテストは今すぐ始めてください。その14日間は圧縮できないカレンダー上の時間だからです。そして API 36 の移行はその横で進めます。準備ができたら、要件を満たすビルドを同じクローズドトラックへ、versionCode を上げ、同じテスターがオプトインしたままの状態で入れてください。そうすれば、期限とテスト期間が同じ2週間を奪い合わずに済みます。

よくある質問

2026年8月31日までに API 36 をターゲットにする必要がありますか。

一般的なスマートフォン、タブレット、折りたたみ端末、Android Auto 向けのアプリであれば必要です。2026年8月31日以降に提出する新規アプリとアプリの更新は、Android 16 すなわち API レベル 36 以上をターゲットにする必要があります。Wear OS と Android Automotive OS への提出は API 35 以上、Android TV と Android XR への提出は API 34 以上が必要です。

API 36 をターゲットにすると、古い Android 端末で動かなくなりますか。

それだけで動かなくなることはありません。targetSdk はアプリがどの Android 動作レベル向けに設計およびテストされたかを宣言し、minSdk はアプリをインストールできる最も古い Android バージョンを決めます。targetSdk を 36 に上げても minSdk は上がらないため、宣言した最小 SDK までの端末には引き続きインストールできます。変わるのは、Android 16 を搭載した端末でアプリに Android 16 の動作が適用される点です。

API 36 の期限に間に合わないと、Google はアプリを削除しますか。

Google が説明しているのは削除ではなく、もっと限定された2つの結果です。該当するターゲットレベルに満たない新規アプリや更新は、アップロードの要件を満たしません。また、公開済みのアプリが既存アプリの掲載基準を下回っている場合、そのアプリがターゲットとするより新しい Android バージョンを搭載した端末の新規ユーザーからは、検索もインストールもできなくなります。すでにインストールしたユーザーは、対応する Android バージョンであれば引き続き検索、再インストール、利用ができます。

期限に間に合わないと、Google はデベロッパーアカウントを停止しますか。

Google のターゲットAPIレベルのポリシーページには、この期限だけを過ぎたことでデベロッパーアカウントが停止されるとは書かれていません。書かれているのは提出のブロックと、対象アプリの新規ユーザーへの掲載制限です。アカウントの停止は別のポリシーが定めているため、これはアカウント単位ではなくアプリ単位の配信の問題として扱ってください。

公開中のアプリはすでに API 35 です。API 36 に上げる必要はありますか。

手を加えないスマートフォン向けアプリを新規ユーザーに引き続き表示するためだけであれば、必要はありません。API 35 はスマートフォン、タブレット、折りたたみ端末、Android Auto について 2026年の既存アプリ掲載基準を満たします。ただし 2026年8月31日以降に提出する次の更新は API 36 をターゲットにする必要があるため、稼働中のアプリはたいてい最終的に API 36 へ移行することになります。

2026年11月1日までの期限延長はどうやって申請しますか。

Play Console で対象アプリを開き、ポリシーの状況の画面に移動し、ターゲットAPIレベルの警告または問題の詳細を開いて、そこか通知に表示される期限延長のフォームを使います。期限延長は対象アプリごとに申請し、2026年11月1日まで有効です。Google は承認が自動である、または保証されるとは述べていないため、申請中も移行作業は進めてください。

8月31日以降もクローズドテストに API 35 のビルドをアップロードできますか。

一般的なスマートフォン向けアプリであれば、できないものとお考えください。Google のデベロッパー向けドキュメントは、アップロードされた APK が Play のターゲットAPI要件を満たす必要があると述べており、テストトラックに関する例外は公開されていません。したがって期限後にクローズドトラックへ新しくアップロードするビルドは API 36 をターゲットにする必要があります。テストの途中でブロックに気づくのではなく、8月31日より前に要件を満たすビルドを用意しておいてください。

API 36 のビルドをアップロードすると、クローズドテストの14日間はリセットされますか。

Google は対象期間を、固定された1つのビルドではなく、テスター12人以上が14日以上連続でオプトインしている状態を基準に定義しており、ヘルプページでも問題を修正しながらクローズドテスト中のアプリを更新し続けることを勧めています。同じクローズドトラックと同じテスターの名簿を保ったまま、versionCode を上げた API 36 のビルドをアップロードし、オプトイン中のテスターを外さないでください。Google は Play Console のすべてのカウンターを網羅する保証を公開していないため、不要なトラックの変更は避けてください。

API 36 をアップロードしたのに、Play Console の警告が消えないのはなぜですか。

まずはバンドルの処理とポリシー状況の更新を待ってください。開発者の報告では数日かかることもあります。次に、有効なリリースをすべて見直してください。製品版、オープン、クローズド、内部の各トラックと、一時停止中の段階的公開が、まだ古いバンドルを保持している場合があります。実際にアップロードしたバンドルがターゲット 36 を報告しているかも確認してください。ビルドバリアントの取り違えや、まだ低いレベルのままのフレームワークの書き出しがよくある原因です。

Flutter、React Native、Unity、ノーコードツールでアプリを作った場合はどうすればよいですか。

必要なターゲットAPIレベルを含んでいなければならないのは、エディタ上の設定ではなく書き出されたバンドルです。フレームワークやビルダーを API 36 を書き出せるバージョンに更新し、ビルドし直し、Android 16 の動作変更をテストしたうえで、アップロードしたバンドルのターゲットを Play Console で確認してください。ノーコードビルダーをお使いの場合は Gradle ファイルを編集できないため、提供元のリリースノートを追い、Android 16 対応が入った時点でビルドし直すのが現実的な方法です。

移行作業の間、テスターは毎日アプリを開く必要がありますか。

Google が公開している要件は、テスター12人以上が直近14日以上連続でオプトインしている状態を保つことです。Google はテスターが実際に利用したかどうかも見ており、そうでなければ追加のテストを求めることがありますが、すべてのテスターが1日1回アプリを開かなければならないという一律のルールは公開していません。フォーラムで見かける毎日利用の話は言い伝えとして受け止め、テスターをオプトインの状態に保ちつつ、固定のノルマではなく実際の利用を目指してください。

期限までにテスターが足りない場合、PrimeTestLab の費用はいくらですか。

PrimeTestLab には3つのプランがあります。テスター12人の Starter が $19.99、テスター20人の Professional が $29.99、テスター25人の Enterprise が $27.99で、別途サービス手数料5%がかかります。いずれのプランも14日間を通して実機の実際のテスターが対応します。テストは通常4~6時間以内に開始し、テストがうまく進まなかった場合は無料再テストまたは全額返金をお選びいただけます。

まとめ

要点

2026年8月31日から、スマートフォン、タブレット、折りたたみ端末、Android Auto 向けに Google Play へ出す新規アプリとアプリの更新は、Android 16、API レベル 36 以上をターゲットにする必要があります。Wear OS と Android Automotive OS は API 35、Android TV と Android XR は API 34 が必要で、更新しない公開済みのスマートフォン向けアプリも、より新しい端末の新規ユーザーに表示され続けるにはAPI 35が必要です。期限に間に合わない場合は要件を満たさないアップロードがブロックされ、その新規ユーザーからアプリが見えなくなるだけで、アプリが削除されることも、既存の端末から消えることも、アカウントが停止されることもありません。影響を受けるデベロッパーは Play Console から2026年11月1日までのアプリごとの期限延長を申請でき、Google は承認が自動だとは説明していません。targetSdk を上げても minSdk は上がらないため、古い端末はアプリを持ち続けます。リリースのボトルネックがビルドではなくクローズドテストの側にあるなら、PrimeTestLab が実機のテスター12人を$19.99から、別途サービス手数料5%でご用意します。料金プランを見る →

2026年8月9日時点のポリシーのスナップショットです。Google はこれらのページを予告なく変更するため、日付を根拠に何かを決める前に、上の一次情報をご確認ください。この記事は8月31日の直後と2026年11月1日以降に、あらためて確認する予定です。

Kefayatullah Khadem - ソフトウェアエンジニア ・ Google Play 公開の専門家

執筆

Kefayatullah Khadem

ソフトウェアエンジニア ・ Google Play 公開の専門家

Kefayatullah Khadem は、スケーラブルなアプリケーションを8年以上手がけてきたソフトウェアエンジニアです。PrimeTestLab では、多くの開発者がつまずく Google Play のクローズドテスト要件とリリース停止の問題を越える支援をしています。これまでに Android アプリ7,400+本の製品版へのアクセス取得を支援し、120+か国で成功率99.9%を記録しています。Google Play のポリシー、ビルド要件、クローズドテストの流れについても記事を書いています。

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